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喘息の特徴
喘息の症状

 
 


喘息治療の目標
喘息治療に使われる薬剤の分類
喘息治療に使われる 吸入ステロイドの役割
     
日常生活の注意点


 
 
自分の喘息の状態を把握するピークフローメーター
ピークフローメーターの使い方


 

喘息とは




喘息では空気の通り道である気道に炎症がおこっているのです。
炎症と言う言葉聞き慣れないかもしれません。

ケガをして膿むと赤く腫れ、ただれジクジクします。それが炎症です。
もっと詳しく説明すると人間のからだが敵とみなす高熱や、極度の冷たさ、バイ菌や化学物質のようなものに対しからだを守る反応なのです。

例えばキズではそこからバイ菌が入るのを一生懸命防ぐ反面痛みがあります。この様に必要な反応である反面、反応が強すぎると害があることもあるのです。喘息の場合も同様な必要以上の炎症が気道でおっこっているのです。

通常気道の内面には上皮の膜が1列に覆い、その表面には細かい毛が生えており、その毛が同じ方向に動くことにより痰などを口の方向に運んでいます。また薄い粘膜が張っており、呼吸によって吸い込まれた紛塵などをくっつけそれ以上中に入らない様になっています。喘息の患者さんはこの薄い粘膜をつくる粘液が冷たい空気を吸い込むことで乾燥したり、また他の何かの刺激を受けると過剰に粘液が産生され痰として自覚されるのです。

膝小僧のすりむきキズのジクジクに当たるのが気道では痰なのです。ケガの原因がぶつかったり転んだり色々あるように喘息(気道の炎症)の悪化刺激の原因にも色々あります。その1つがアレルギーです。またカゼも悪化の原因の1つです。

つまり喘息の原因=アレルギーではないのです。たくさんの原因の1つなのです。大人になってから今までアレルギー体質でもない人がカゼなどをきっかけに喘息になる人がいるのはそのためなのです。そして、ケガをしたときのすりむきキズと違う事があります。

それは喘息では気道という閉鎖された空間の中でのことなので外にあふれるかいっぱいになります。また炎症がきっかけとなって敏感になって痛い代わりに気道の筋肉が縮み さらに気道を細くします。つまり痰が気道にいっぱいになり、つまって細くなり、また気道自体も筋肉が縮み細くなり空気が通る時ヒューヒューいうのです。

それは口笛を吹く時、唇をとがらせ空気が通る所を狭くするのと同じです。但し喘息全部の人がヒューヒューいうわけではありませんし、逆にヒューヒューいうからといって全部が喘息ではありません。

またこの炎症が慢性であることも膝のキズとは違うところです。 慢性とは医学用語で短くても4.5ヶ月以上、普通は半年以上を意味する言葉です。この認識が20年前は喘息と言えば発作の時だけ、つまりえらい(しんどい、苦しい)治療する病気と考えられていたのが、症状もないときも病気は存在し、そこから継続的に治療することの重要性が言われる様になりました。
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喘息はゼイゼイするから喘息というイメージが長い間ありましたが、確かに喘鳴の喘は喘息の喘ですが、ゼイゼイ、ヒューヒューするのが喘息ではありません。 気道の慢性的な炎症をもとに空気の流れが制限される症状がすべて喘息の症状です。ゼイゼイヒューヒューがなくても、咳だけのこともありますし、胸痛や胸の違和感として感じることもあります。
逆にヒューヒューいうからといって全部が喘息ではありません。

喘息とまぎらわしい病気とは?・・・
代表的な病気としては(1)心不全(2)肺気腫(3)気管異物があります。それぞれをもう少し詳しく説明しましょう。

(1)うっ血性心不全・・・
お年寄りや高血圧や心臓病を持っている人に起こります。心臓の動きが悪くなり肺の血液が心臓に返れなくなるため肺の血液がいっぱいになり起こります。症状としてはむくんだりする以外喘息とよく似ているので心臓喘息とも呼ばれていますが喘息とは全く別ものです。もちろん喘息の治療をしてもなおりません。どちらであるかは医師の正しい診断が必要となります。

(2)慢性閉塞性肺疾患 (肺気腫 慢性気管支炎)・・・
原因の99%はタバコです。タバコを吸ったことのない人にはないといっていいくらいです。1日10本〜20本を約20年間以上吸うと10人のうち男性で1人〜2人、女性で2人〜3人のたばこに敏感な人は肺が壊されてきます。肺はスポンジのようなものですが、家庭用のスポンジも使っていると所々壊れて大きな穴がいくつもあいているでしょう。

肺気腫はちょうどそんな感じです。ゼイゼイ、ヒューヒューの症状は喘息と同じですが、喘息と違って安定した時期でも動いたあとの息切れがひどく、進行すると階段を休憩なしでは2階までのぼれません。日本では喘息があってもタバコを吸う人がいるため喘息と区別しにくい病気の1つです。タバコを吸っている、または吸っていた人で40歳すぎで喘息といわれた人はこの疾患の可能性もあります。しかし現在では肺機能検査など患者さんに比較的負担をかけない検査で診断できます。

(3)気管異物・・・
子供のピーナッツ、お年寄りの入れ歯、脳卒中をされた方の食物の誤嚥が代表的です。
これらはある程度エピソードがはっきりしているので間違いにくいと思いますが、お年寄りが寝ている間に胃液が逆流して喘息と同様な発作を起こすことがあります。この場合は枕をすこし高くするだけで症状が軽減します。また異物とは少し違いますが気道内になにかできものができたときも同様な症状がでることもあります。
いずれにしろ、医師に正しい情報を与え正しい診断を受ける事が必要です。

(4)百日咳・・・
以前は子供だけの病気と考えられていましたが、最近はワクチンが切れた大人にも多いことが報告されています。ただし全体に子供と比べ症状は強くなさそうです。ひどくなる方はむしろベースに喘息的な気道の敏感さを持っている方が多い様です。最近マスコミに取り上げられちょっとしたブームです。採血で簡単に確認できますが、陽性ならば百日咳というわけではありません。周囲の流行の状況などと合わせて判断します。大人はむしろ、重症化の可能性のある子供への媒体になることを避けるために抗菌剤の内服で治療します。
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残念ながら今のところ完全には治りません。具体的に言うと喘息患者さんは気道が普通の人に比べ発作がない時でも生まれつき敏感なようです。その意味では完全に治るという事は難しいと思われます。しかしがっかりする必要はありません。例えば生まれつき5倍の敏感さがあるとします。

でも発作が起こるのには100倍の敏感さを必要とします。

つまり5倍の敏感さなど全くないに等しいのです。だから発作をおこさなくなるという意味では治るといえます。まったく症状がなくなれば患者さんにとっては何も困らないのですから治ると言っていいのかもしれません。

ただし、ソバ喘息のようにソバを食べないことや、ソバガラの枕を避ければ薬物治療しなくても喘息が再発せずすむ場合もありますが、多くの患者さんではそうはいきません。理由の1つにピーナッツ喘息ではナッツを避ければいいのですが実際にはピーナッツバターという目に見えない形で入っており簡単には見抜けないものや知らないうちにはいっている名前も知らない添加物が色々あるのです。

また見抜けても地球を焼き払わなければとても避けきらないものもたくさんあります。またアレルギーのもと(アレルゲンといいます)が1つだけしかない患者さんは、むしろ珍しく普通いくつものアレルゲンをもっています。加えてカゼのようにアレルギー以外にも喘息を悪化させるきっかけがいっぱいあるからです。したがって毎日の日常生活管理と定期的な薬物療法が必要となります。精神療法だけではけっして良くなりません。喘息は科学的に究明されつつある病気なのですから。


どうしても苦しい発作や時期を経験した人ほど、現在の自分の状況に甘くなる傾向があります。

またそういう人ほど自覚症状が鈍くなっていることが報告されています。ただ咳程度の軽い発作でも、そんなに苦しくないし、学校や職場にも困らないし、こんなものかと自分では思って過ごしていると気道の敏感さは90倍前後から良くならずカゼなどひけばあっというまに100倍を超え大きな発作を起こすのです。

少しでも5倍に近づく日頃の努力が必要になってくるのです。5倍に近づいてしまえば多少な事が起こっても発作が起こらないからです。


 

喘息治療には毎日規則的に使う長期管理薬(コントローラーともいいます)と発作が起きたときだけ使う発作治療薬があります。長期管理薬は発作を起こさないようにする薬で、発作が起きていないときも使用し続けます。

長期管理薬の主役はなんと言っても吸入ステロイド薬です。吸入ステロイド薬は気道の炎症を最も強く抑える薬で、飲み薬や注射薬と比べて安全性が高いのが特徴です。吸入ステロイド薬については次項で詳しく説明しています。

その他の長期管理薬としてアレルギー反応を弱める抗アレルギー薬(内服薬、吸入薬)やロイコトリエン拮抗薬(内服薬)、気道を広げる効果が長時間持続する長時間作用型β2刺激薬(吸入薬、貼り薬、内服薬)や徐放性テオフィリン薬(内服薬)、長時間作用型β2刺激薬と吸入ステロイド薬の配合剤(吸入薬)、抗IgE抗体(注射薬)があります。
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主な長期管理薬(コントローラー)
種類
特徴
主な商品名
吸入ステロイド薬 ステロイド薬は最も効果的な抗炎症薬です。吸入薬は内服薬に比べて副作用がないため、喘息の長期管理薬の基本となる薬です。 アズマネックス*1、オルベスコ*2、キュバール*2、パルミコート*1*3、フルタイド*1*2
長時間作用β2刺激薬 β2刺激薬は、気管支拡張薬です。長期管理薬としては長時間作用性の薬剤のみが使用され、吸入ステロイド薬と併用することが必要です。 セレベント*2、ホクナリンテープ
長時間作用型β2刺激薬と  吸入ステロイド薬の配合剤 長時間作用型β2刺激薬と吸入ステロイド薬の配合することにより吸入操作回数を減らせます。 アドエア*1*2、シムビコート*1、レルベア*1、フルティフォーム*2
ロイコトリエン拮抗薬 ロイコトリエン拮抗薬は気管支拡張作用と気道炎症抑制作用を有する薬剤です。吸入ステロイド薬の併用薬として長時間作用型β2刺激薬と比較した場合、症状や呼吸機能改善効果についてはやや劣りますが、増悪予防効果はほぼ同等です。特にアレルギー性鼻炎合併喘息、運動誘発喘息、アスピリン喘息の患者さんの長期管理に用います。 オノン、シングレア、キプレス
徐放性テオフィリン薬  徐放性テオフィリン薬は長時間作用性気管支拡張薬としての効果に加え、抗炎症作用等が報告されています。吸入ステロイド薬の併用薬としての効果を比較すると、長時間作用型β2刺激薬よりやや劣り、ロイコトリエン拮抗薬と同等かやや劣るとされています。 テロドール、テオロング、ユニフィルLA 
抗IgE抗体  ヒト化抗ヒトIgE抗体モノクローナル抗体であるオマリズマブは、皮下注射で投与される抗炎症薬です。長時間作用型β2刺激薬と吸入ステロイド薬を併用してもコントロールが不十分な患者さんにおいて追加投与の有効性が確認されています。通年性吸入抗原(ダニ、動物、真菌など)に感作されているアトピー型喘息で重症な患者さんに使用されます。 ゾレア 
ロイコトリエン拮抗薬以外の抗アレルギー薬  抗アレルギー薬はT型アレルギー反応に関するケミカルメディエーター(化学伝達物質)の産生阻害作用などにより抗炎症作用を示します。 インタール(吸入)*2*3 

*1:DPI(ドライパウダー吸入)  *2:pMDI(加圧式定量噴霧式吸入器) *3:ネブライザー使用




発作治療薬は起きてしまった発作を抑える薬です。発作治療薬には経口ステロイド薬(内服薬)や短時間作用性吸入β2刺激薬があります

短時間作用性吸入β2刺激薬は発作治療薬のなかでもっともよく使用されます。吸入方法には定量噴霧式吸入器とジェットネブライザーや超音波ネブライザイーを使用して吸入する方法があります。ジェットネブライザーや超音波ネブライザイーを使用して吸入する方法は、上手下手なく誰でも確実に吸入できる利点がありますが、電源が必要であり携帯に不便です。

定量噴霧式吸入器は電源が不要で携帯に便利ですが、噴霧と吸気のタイミングを合わせたり、息止めが必要であったりと正しい吸入操作が必要になります。定量噴霧式吸入器の正しい吸入方法を覚えてください。自分では上手くできていると思っていても実際には正しく吸入でていないなかったり、はじめは正しく吸入していてもだんだん吸入操作が雑になったりしている患者さんもいます。時々、薬局の薬剤師さんに吸入手技をチェックしてもらうことをお勧めします。  

経口ステロイド薬は症状が悪くなった時に短期間使用します。ステロイドとは副腎皮質ホルモンのことです。副腎皮質ホルモンは副腎という臓器から分泌されるホルモンのことで、正常な状態でも身体を維持するために重要な働きをしています。

ステロイドには強力に炎症を抑える作用とアレルギー反応を抑える作用があります。「ステロイド」とか「ホルモン剤」と聞くと副作用を心配される方がいるかもしれませんが使い方によっては心配ありません。確かに経口ステロイド薬には様々な副作用がありますが、それは2週間以上の長期間連続で服用したときに様々な副作用が問題となるのです。

急性発作時に使用する経口ステロイド薬は短期間しか使用しないので副作用が問題になることはほとんどありません(一時的な不眠ぐらいでしょうか)。経口ステロイド薬は強い薬だからといって勝手に服用する量や回数を減らしたりして中途半端な使い方をしたり、服用期間を延ばしてしまうと効果がないばかりか本当に危険な副作用がでてしまうこともあります。

確かに経口ステロイド薬は強い薬ではありますが、主治医の指示のもとで使用する限りは極めて安全で有効な薬なのです。ちなみに長期連続使用での副作用は、免疫力の低下、満月顔貌、糖尿病、高血圧、白内障、骨粗鬆症などの余病の発現の可能性を高めるなどありますのでメリット、デメリットをよく主治医と相談し使用を決めてください。しかし繰り返しになりますが喘息発作時の短期使用は躊躇う必要はありません。

ただしこれも主治医とよく相談し、服用法をお守りください。中途半端なこの薬は恐いという気持ちから、薬をこそっと控えているつもりが、生命の危険だけでなく副作用のリスクでさえ増やしているケースが多々見受けられます。


主な発作治療薬
種類
特徴
主な商品名
短時間作用型吸入β2刺激薬   セレベントを除く吸入β2刺激薬は短時間作用性の気管支拡張薬であり、発作治療薬に位置づけられます。発作治療以外にアレルゲン暴露や運動誘発喘息の予防に使用される場合もあります。 メプチン*1*2*3、サルタノール*2、 ベネトリン*3、ベロテック*2、ストメリンD*2  
テオフィリン薬  発作治療薬として用いられるテオフィリン薬には注射薬と内服薬があります。テオフィリンは有効血中濃度の範囲が狭く、血中濃度の上昇により中毒症状が出やすいことから、血中濃度のモニタリングを適切に行う必要があります ネオフィリン(注射・内服)
ステロイド薬 発作治療薬として用いられるステロイド薬には、内服薬と注射薬があります。急性喘息発作時には短時間作用型吸入β2刺激薬に加えてステロイド注射薬や内服ステロイド薬を短期間だけ使用します。 プレドニン(内服・注射)、メドロール(内服)、リンデロン(内服・注射)、ソルメドロール(注射)

*1:DPI(ドライパウダー吸入)  *2:pMDI(加圧式定量噴霧式吸入器) *3:ネブライザー使用

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喘息治療の中心となるのは吸入療法です。喘息の原因が気道の炎症であることを考えると抗炎症剤と呼ばれるものが必要と思われますが、その代表的なものがステロイドです。

しかし、長期に内服など全身的に用いると数多くの副作用があるだけでなく、急にやめるとひどい発作がでるという欠点があります。その欠点をなくした吸入ステロイド薬はきわめて有効で安全な喘息の治療薬です。

吸入ステロイドが喘息の治療薬であり、他の気管支拡張剤の吸入はあくまで発作の症状をとるための症状改善剤でありその役割が大きく異なります

吸入ステロイド薬は気道の炎症を最も強く抑える薬で、飲み薬や注射薬と比べて安全性が高いのが特徴です。吸入薬はのみぐすりや注射薬と異なり気管支に直接くすりが届くため、ごく少ない量(吸入ステロイド薬では、経口ステロイド薬の1/100〜1/1000の用量)で効果が得るように作られています。また、全身にはほとんど吸収されないため副作用もほとんどありません。


吸入ステロイドの普及により致死的大発作や喘息死は激減しました。しかし今でも年間2000人以上の方が喘息で亡くなっているのも事実です。
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温度差・・・
急激な温度差は喘息の発作が起こる刺激になります。従って朝、窓を開けた時、暖房のきいたところから外出しようとした時など咳や喘鳴などの発作がでてくる事はよくあることです。しかし吸入ステロイドを始めてから発作が出ない、また出ても軽いと感じられている方が多いと思います。

何回も繰り返して言っていますがきちんと原因を治療していればきっかけがなんであれ楽に過ごせるのです。あくまで温度差は発作のきっかけであって原因ではないのです。

しかしそれに加え発作のきっかけを避けることも大事なことです。どんな工夫をすればよいかというと

1)部屋を暖めすぎない。
少ない暖房で保温効果を高めるため、障子やカーテン、また床暖房やコタツを上手に使うのも良いでしょう。

最近はイスの上にものせられる座布団型のホットカーペットもあります。また逆に部屋と部屋のしきりを少し開けておくのも家の中での温度差を小さくするだけでなく空気の換気にも役立ちます。またファンヒーターやエアコンの様に温度が調節できるものを利用するのもよいでしょう。暖房には温度だけでなく湿度の問題もありますが後で説明します。実際には部屋の温度が18℃〜23℃が良いと言われています。

2)外出するとき、いきなり飛び出ずに部屋と外との中間の温度と考えられる玄関などで一度ならして外へでるのも有効と思われます。しかし冷たい空気を吸って咳きなどの発作が起きるのは温度差だけでなく、冷たい空気が空気の通り道つまり気道の膜の表面から水分を奪い取り、それが発作のきっかけとなると考えられています。

従っていきなり口から大きな息をせずに最初は鼻からできる限りゆっくり息をすることは、ゆっくりということがいいだけでなく鼻は口より狭く、空気の通り道として長く暖かい体温の道を通り暖められると考えられ良いと思われます。しかし喘息の患者さんは鼻も敏感なかたが多いので鼻がつまっていたり、またそれをきっかけに鼻がムズムズしてくるかたも多いのでそういう方はゆっくり息をするように心がけるだけでもよいと思います。マスクも効果あると思われます。
(マスクは温度差の緩和だけでなく、カゼの予防、アレルギーを起こす物との接触も防ぐことができます。)

カゼの予防・・・
感染には細菌(バイ菌)によるものとウイルスによるものがあります。いわゆるカゼとよばれているものはウイルスが原因です。鼻水、くしゃみ、発熱、咳き、白い痰、のどの痛みなどの症状がでますが、発熱以外は喘息と共通した症状のため見分けがつきにくいのです。

しかもカゼはウイルスが気道粘膜を荒らすため喘息発作を引き起こすきっかけとなります。従って前にも述べたようにカゼが長引いていると思うといつのまにか喘息の発作に変わっていることはよくあります。カゼウイルスによるカゼは扁桃腺炎などの細菌感染と違ってたいていは1週間以内に自然になおっていきます。喘息でない人はいわゆるカゼグスリ(このクスリはカゼを治すためのクスリではなく、この1週間の間の症状を止める…鼻水を止める、熱を下げるなど…クスリです。)を飲んでいれば、また飲まなくても症状に耐えていれば治ってしまいますが、喘息のひとはそのままカゼが治っても喘息の発作に変わっていくからです。

皆さんも実感してみえると思いますが、もちろん発作がない時も日頃からしっかり吸入ステロイドを使っていればちょっとやそっとのカゼぐらいでは発作は起きなくなります。しかし完全に安定するまではカゼを予防することは重要です。予防の仕方は今更いうまでもないでしょう。よくうがいをする。無理をしたり、不規則な生活をして体力を落とさない。

風呂あがりに冷えないようにするなどです。疲れている時だけでも人ごみに出るときはマスクをするのも効果的と思われます。これだけ注意していてもカゼをひく時があります。その時はできるだけ身体を休めるとともに喘息の悪化がないか注意深く自分を観察しましょう。自分を観察するには、ピークフローメーターを利用するのが効率的です。

カゼグスリの利用はそれぞれの人、時と場合で違います。カゼグスリの使用にあたって重要なことは喘息患者さんの1割以上にカゼグスリにわずか含まれる解熱鎮痛剤により喘息の発作が誘発されることです。この発作が起こる機序はアレルギーではありません。従ってアレルギー型の喘息ではないからと安心はできません。この発作は一般にアスピリン喘息と呼ばれていますが、アスピリンだけでなくすべての解熱鎮痛剤でおこる可能性があります。
これはアスピリンでないからとか、これは弱いからと言う言葉は信用しないでください。(これは歯痛、耳痛の痛み止めでも同じです。)湿布薬も危険です。

一度でも既往のある人は二度と使わないで下さい。熱も氷枕のみでしのいでください。ちょっとした痛みには残念ですけれど耐えてください。耐えれない痛みは医師に必ず相談してください。初めてのクスリはできる限り処方されたらその場で服用し1時間ぐらいそのまま病院にいて様子をみてください。たいてい発作は服用後約40分〜50分でおこります。

また起こしやすい誤解としてカゼグスリをのむと鼻水が止まるのでカゼだと思うことです。喘息に伴いやすい鼻炎でもカゼグスリで鼻水はとまります。
またカゼグスリにはいっている咳止めは無理矢理咳きを止めるため喘息には危険な時があります。いずれにしろカゼをひいてしまったら早めに喘息の悪化の兆候をみつけ早めに対処することが重要です。
扁桃腺炎などの細菌感染は痰の色が黄色いことが特徴です。細菌にはウイルスと違い抗生物質という細菌を殺すクスリがありますし、また抗生物質を使わないと治りにくい場合があります。

黄色の痰には要注意です。もちろん喘息の悪化の原因になります。従って喘息の治療と並行して抗生物質を使用する必要がある時があります。あくまで喘息の治療は止めずに続けてください。

湿度・・・
喘息の人にとってある程度の湿度は「冷気」の項で述べたように必要でです。しかし常時湿度が高いとアレルゲンとなるカンジダ、アルテリナ、アスペルギルスなどのカビが多くなってきます。

特に加湿器は定期的にしかも適切に掃除しておかないと有害の方が多くなってしまうので注意が必要です。また今の室内は冬でも暖かいため、ダニがいなくならず、このダニの繁殖にも湿度は貢献するため調節が難しくなります。できれば空気清浄器の併用が望ましいです。

もっと簡単には定期的に部屋を乾燥させ、人がいるときだけ湿度をあたえる方法ですが、冬は日も短く、よほどその気にならないと難しいと思います。特に地下室など湿気の多い場所を持つ家は除湿器が必要な場合もあります。

ダニについて・・・
今も述べた様に以前ならこの冬期問題とならなかったダニですが今は暖房器具が発達し、年中暖かいため夏に比べれば少ないとはいえ問題となってきます。

ダニは板の間、畳、カーペットの順に少ないといわれています。
ダニにアレルギーのある人は寝室だけでも板の間にすることも1つの方法です。防ダニ加工のカーペット、ふとんも効果があります。ふとんを干したり乾燥させることも重要です。

ダニは血を吸うわけでなくフケやアカを食べており、また室内のほこりの量に比例するといわれており寝室や居間を清潔に保つことも必要です。具体的にはマスクをしっかりつけ、防ダニフィルターのついた掃除機で念入りに掃除をすることが奨められています。

ダニを殺すクスリも効果的ですがダニの死体や糞もアレルギーのもととなりますから殺すだけでは不十分です。また屋内でペットを飼わないことは動物にアレルギーのない人だけでなくダニアレルギーの人にも重要です。

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喘息の自己管理というのは「患者さんと医師らが協力する。まかせっきりでなく自分たちも喘息教室などを利用し、正確な喘息の知識を持ち、積極的に治療に参加し、今より生活レベルをあげよう。」ということです。今までこんなもんだと諦めていた方が「これは思ったよりしっかり治療すればなんとかなりそうだ。」と思われた方も多いでしょう。

これが喘息の自己管理で1番大事な気持ちです。知識と気持ちが備わったところで次は自己管理を行うための具体的な方法です。喘息の特徴は突然発作が始まることです。従って定期的な診察だけではとても状態の把握はできません。つまり大事な事は自分のその日の状態を少しでも正しく知る事です
その1つのやり方は症状への注目です。

あたりまえと思われるかもしれません。

しかしゼイゼイ、ヒューヒューいう喘鳴を見落とす事はないと思いますが、そればかりではありません。単に胸が重いとか、咳だけという場合もあります。特に咳はカゼが長引いていると思いこんでしまう場合も多いようです。

1週間以上続く咳は喘息の症状として疑ってかかるべきだと思います。
しかし同じ症状でもみんなそれぞれ感じ方が違います。そこでもう1つのやり方、ピークフローメーターを利用する方法をおすすめします。ピークフローメーターという言葉を初めて聞かれた人もいるでしょう。ピークフローメーターというのはピークフローつまり目一杯息を吸ってからおもいっきり息を吐いた時の最大の速度を計る道具です。

当院ではミニライト型と呼ばれる筒型の物を使っています。一見あまりに簡単な仕組みで少し頼りなく見えますが、喘息が息を吐き出しにくいという特徴を持つため、ピークフローを計る事は喘息と上手につきあう上で重要な意味をもちます。
めんどくさいと思われる人がいるかもしれません。しかし起きた時と寝る前に気軽に自宅で吹くだけなのです。それだけで次にあげるようなたくさんのいいことがあるのです。

(1)症状と違い具体的な数字でその時の調子を知る事ができるという事です。

例えば症状がなくても数字がいつもより悪ければ少し日常生活に気をつけるだけで発作を起こす事なくすむこともできます。また悪くなるのを早く見つければ早くからの治療を始めることができます。今までなら「病院に行くほどではないし、そのうち・・・・」とか「朝の咳ぐらいしかたない。」と勝手に自分で決めつけていたところを正しい対処ができます。この早期の適切な判断と治療が重症な発作を防ぐ事になり、喘息自体を安定させ朝の咳さえ減らせるのです。

(2)自分の1日のリズム(例えば朝調子悪い)を知る事が数字でわかる事です。ほとんど昼間の状態しか知り得ない医師にとってもこのことを知ることは重要です。当然それぞれの患者さんのパターンで治療も変わってきます。これによって朝、冷気を吸っても咳も出なくなったというようなこともよくあります。

(3)治療効果があがっているかどうかわかる事です。具体的には徐々にピークフローの数字が上がっている。朝と晩の数字がほとんど同じ様な数字。

これらは治療がうまくいっている証拠です。逆に数字が下がっている、朝と晩の数字の差が拡がっている、数字が低いのに気管支拡張剤の吸入をしても数字が上がらないなどは要注意です。これらの事は患者さん自身が自分の状態を正確につかむのに役立つだけでなく、同時に医師にとっても受診時の状態だけでなくいろいろな今後の治療方針を決定していく上で重要な情報となります。

(4)実はこれが最終目標となるのですが、ある期間ピークフローの値を記録した後、患者さんと医師が相談し、あらかじめいろいろな数字とその数字にそれぞれ対応する治療を決めるのです。

例えばある数字に下がったらすぐに病院に行けなくても、あらかじめ決められた普段と違う治療を開始し数字が上がれば様子をみるなどピークフローメーターがなくてはなかなかできない積極的な喘息とのつきあい方ができるのです。忙しい人ほど役にたつのです。

もちろんピークフローメーターも万能ではありませんが正しい知識の基でなら使わない手はないでしょう。
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1)マウスピース(口にくわえる部分)をとりつける。
2)赤い目盛りを溝の1番端にもってくる。


3)水平に持つ。(持つ手は先端と溝を防がない。)
4)できるだけ深く息を吸い込み、まわりから息がもれな いように口にくわえ、できるだけ強く速く息を吐く。

5)目盛りを読む。

6)3回繰り返し1番大きな値を記入する。

注)水洗い、ぬるま湯洗いは可(75℃以下)乾燥させて 使用してください。

最良ピークフロー値の決定
その日の状態を比較するのに必要な1番良い値です。最良ピークフロー値には予測最良ピークフロー値と個人最良ピークフロー値の2種類の最良値があります。

<予測最良ピークフロー値>
性別、年令、身長から推定した平均的なピークフロー値です。

<個人最良ピークフロー値>
患者さんがそれぞれ記録したピークフロー値のうち1番大きな値です。

では、どちらの最良ピークフロー値を基準とするか?
記録を始めたばかりの時はまだ個人最良ピークフロー値がはっきりしないので予測最良ピークフロー値を使うのも治療のはげみにもなり良いと思います。

しかしある程度自分の最良値らしき値がわかってきたらもちろん患者さん個々で違うので個人最良ピークフロー値を使うことのほうが良いかもしれません。個人最良ピークフロー値は当然より大きな値が出てこれば随時変えていく必要があります。

最良基準値が決まりました。次に信号の緑は進め、黄は注意、赤は止まれにならって自分自身の状態の緑、黄、赤をこの基準値より医師と患者さんが相談し決めていきます。

例えば最良ピークフロー値の80%以上なら緑色、50%〜80%なら黄色、50%以下なら赤色と決めます。

この方法の特徴は黄色があることです。今までは急な発作時、定期の治療以外気管支拡張剤の頓用で症状の軽減を期待する他なかったものが、もう一歩進んで喘息自体の根本的な治療を手早く開始できるのです。こんなことができるのも症状という患者さんそれぞれで我慢強さなどにより左右されやすいもの以外に客観的な目安をもつことによりできるのです。

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